エアーコンプレッサーとはその名の通り、圧力を加えて空気を溜め、風を出力するものです。
エアーコンプレッサーは1台持っていると非常に便利なものです。
使用方法はとても簡単で、特別な免許等も必要ありませんので、気軽に導入できます。
エアーコンプレッサーと聞くと、単に「空気入れ」をイメージしやすいですが、エアーツールという様々な工具を組み合わせることで、その使い方は多岐にわたり、近年エアーコンプレッサーの需要は増しています。
エアーコンプレッサーはどのような場面で活躍するのか、今回はエアーコンプレッサーの簡単な使用方法と、その主な活用方法について紹介します。

エアーコンプレッサーの使用方法

エアーコンプレッサーには、電源スイッチ、圧縮エンジン、空気を溜めるエアータンク、圧力を測るタンク圧力計、圧力を調整するレギュレーターダイヤル、レギュレーター用のメーター、エアーの吹き出し口、圧縮した空気抜き用のドレンコックがあります。
これは小型、大型に関わらず仕組みはほぼ同様です。

では、エアーコンプレッサーはどのように使用すればいいのでしょうか。
一言でいえばすべて「自動」です。エアーコンプレッサーには「タンク圧力計」と「レギュレーター(圧力調整)」の二つのメーターがついています。
エアーコンプレッサーの電源を入れると、エアータンクに空気が溜まります。それに合わせてタンク圧力計が上昇します。
ある程度まで圧力がかかると、自動で停止するので、停止したら使用可能な状態です。
この状態で、本体のエアー吹き出し口にエアーホースをつなぎ、さらに必要なエアーツールをつないで使用します。
あとは、レギュレーターのダイヤルを回して圧力、つまり風量を調整して使用します。通常は圧力を下げずに使用し、風量を下げたいときにレギュレーターのダイヤルを使用します。
レギュレーターのダイヤルで圧力を下げると、使う風量が減るのでタンクのエアーが長持ちします。

もっと簡単に言えば、電源を入れて風量を調整するのみで使用することが出来ます。
タンク内の空気がなくなれば、再度圧力を加えてタンクに空気を溜めます。
エアーコンプレッサーは、この作業の繰り返しで使用します。

エアーコンプレッサーの活用方法~エアーツールを使用しよう~

エアーコンプレッサーはエアーホースの先端につなぐエアーツールによって活用方法が変わります。
タイヤゲージを使用すれば自転車や自動車の空気入れとして使用した際、一緒に空気圧を見ることも出来るので非常に便利です。
また今まで人力でしていた空気入れが格段に早く、簡単にすることが出来るようになります。
ビーチなどでは浮き輪などの空気入れとしても活用でき、持ち運びできる小型タイプを購入すればアウトドアでも活躍してくれます。

エアーツールのエアーガンを使用すれば、先端の細い部分からエアーが出るので、ごみの吹き飛ばしにも使用できます。
エアーガンはその名の通り、銃のような形をしているので、トリガーを引けば簡単にエアーを出すことが出来ます。
今まで缶スプレーを使用して掃除していたPCの掃除の代用も出来ますし、掃除機で届きにくい家の隙間のホコリ掃除などでも活躍してくれます。
しかし、エアーガンを使用する際は必ず目を保護する必要があります。
エアーを使用した際の跳ね返りなどで目をケガしないためです。

近年人気のDIYでもエアーコンプレッサーは大活躍です。
エアーアタッカーやネイルガンなどを使用すれば、簡単に釘打ちやねじ回しが出来ます。
スプレーガンを使用すれば戸棚や壁などの塗装にも使用でき、エアーコンプレッサーはDIYに欠かせない存在といえます。

以上のように、エアーツールを活用すればエアーコンプレッサーの活躍の場は広がります。
また、エアーツールをつなぐジョイントも規格品なので、同規格なら一般のものが使用できるのも大きなメリットです。
その接続方法も簡単で、メス側の外の輪を引き下ろして受け入れます。オス側を奥まで差し込んで離せばガチっと密着し接続されます。
本来はエアーの口元を閉じて、圧力をゼロにしてから差し替えます。

初心者の方でも使いやすい、エアーツールとエアーコンプレッサーがセットになった商品も販売されています。
エアーツールを上手く使い、エアーコンプレッサーのある生活を楽しんでください。

エアーコンプレッサーを購入する際の注意点

エアーコンプレッサーには「乾式」と「湿式」の2種類があります。

「乾式」はオイルを使用せずにコンプレッサーを回すので、オイルが空気に混じらず塗装などに向いています。
値段は安いですが、圧縮エンジンが過熱するので連続運転できる時間が短く、耐久性があまり高くないことがデメリットです。
「湿式」は乾式の逆です。
連続運転時間が長く、耐久性も高いですが、オイルが空気に混じるので塗装などには向きません。
購入する際、どのような場面で使用するのかを考えた上で、機種を選ぶ必要があります。

また、使用頻度からも機種を選ぶことが必要です。
使用頻度が高いのであれば、耐久性が高く、連続運転時間が長く、快適に使用できる大型のタイプが向いています。
家庭用として大型タイプを選ぶ場合は、家庭用電源の電圧が足りているかを確認したうえで購入して下さい。
使用頻度が少ないのであれば、持ち運びも出来て低価格の小型タイプがお勧めです。

エアーコンプレッサーを必要とする場面を検討しながら、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

エアーコンプレッサーのメンテナンス

エアーコンプレッサーを使用するうえで、欠かせないのがメンテナンスです。
エアーコンプレッサーは空気を圧縮してエアーを出しますので、必ずタンク内部で結露をします。
またタンク内に水分があると噴出するエアーにも水が少し混じることがあります。
使用した後は、タンク下部についているドレンコックより圧縮した空気抜きをします。
これをすることにより、タンク内部で結露した水分がドレンより出てきます。
ドレンコックを開けて空気抜きをしておかないと、タンク内部が錆びて腐食してしまうので、エアーコンプレッサーを使用した後は必ず空気抜きをする必要があります。
また、ドレンから空気抜きをした後は、コックの閉め忘れにも注意が必要です。
コックを閉め忘れてしまうと、空気がドレンから抜けるので、次使用する際に圧力がかからず、タンクに空気が溜められない事態になります。つまりエアーが出せない状態です。

エアーコンプレッサーのメンテナンスは主にこれだけです。
メンテナンスも非常に簡単なので、家庭でも簡単エアーコンプレッサーを導入できます。

自分にあったエアーコンプレッサーを使う

今回紹介してきたエアーコンプレッサーですが、選ぶ機種によって使用感が変わります。

小型タイプのものですとタンク容量が10Lぐらいのものからあり、持ち運びに向いています。
アウトドアやDIYなど、様々な場所に持ち運んで使用したい場合に便利です。
しかしタンク容量が少ない分、エアーの持続性がないので、長時間使う場合や連続使用には向きません。
大型タイプのものですとタンク容量が多くなる分、エアーが長く使用できるので、ストレスなく使用することが出来ます。
車の塗装やメンテナンスなどの長時間使用に向いてます。しかし、大型タイプのものはタンク容量が大きい分スペースを必要としますので、置く場所の確保が重要になります。

また、エアーコンプレッサーは音も大きいため、騒音対策も必要になります。
近年では、静音タイプのエアーコンプレッサーも販売されているので自宅など、騒音の気になる場所で使用したい場合に選ぶといいでしょう。

購入される方の使用したい場面、使用したい場所に合ったモデルを選び、自分にぴったりのエアーコンプレッサーを使用して、今までより快適な生活を送ってください。

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